日本の技術でピラミッドの立体図面を

2008-06-11 アップロード · 706 視聴

 エジプトのピラミッドを日本の最先端技術で計測し、精巧な立体図面を作ろうというプロジェクトが立ち上がりました。損傷の激しいピラミッドの修復作業などに役立てることが期待されています。

 ピラミッドの側面を今、人がゆっくり降りて来ます。背負っているのは日本で開発された最先端の装置です。最古のピラミッドとして知られるサッカラの階段ピラミッドを、レーザーでスキャンし、3D=3次元の精緻な立体図面をつくるこのプロジェクト。その要は大阪大学と大阪の企業が開発したレーザースキャン装置です。

 「5ミリ間隔の非常に詳細なデータをきっちり取って、石と石の間のモルタルの埋め込み具合まで記録したいと思います」(大阪大学・佐藤宏介教授)

 ミリ単位のレーザー解析と写真を組み合わせ、砂粒まで確認することができるといいます。建造方法やその構造など、謎を解く上で強力な資料となります。

 階段ピラミッドは傷みが激しく、現在補修が進められています。今回の立体データは、今後の補修や修復にも役立てられることになります。

 「(データは)考古学的にも使用でき、修復・保全のためにも使用できる。もしくは博物館などが、データを基に復元図を作ることができる。さまざまな形で使えるデータになります」(古代エジプト調査会・河江肖剰さん)

 調べつくされた印象のあるピラミッドですが、実は科学的な基礎データがほとんどありません。日本の最先端技術がエジプト考古学に、新しい息吹を吹き込むことになりそうです。

tag·エジプト,ピラミッド,立体図面

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