中国バス爆破、ビデオで犯行声明

2008-07-28 アップロード · 1,509 視聴

 「我々の狙いは北京オリンピックだ」。中国・昆明で今月21日、バス2台が相次いで爆破された事件で、「トルキスタン・イスラム党」を名乗る組織がビデオ声明を出しました。

 「7月21日に(中国)雲南でバスを爆破したのは我々だ」(犯行声明ビデオ)

 銃を手にした黒頭巾を被った2人の男の前で、淡々と過激な言葉を並べます。この中で男は、中国・昆明で起きたバス連続爆破事件が自分たちの犯行であると認めたのです。

 この犯行声明ビデオを出したのは、「トルキスタン・イスラム党」と名乗る組織でした。「神聖なる戦い」というタイトルが出て、VTRが始まります。その後、北京オリンピックをデザインした旗が炎に包まれるシーンが映し出され、さらにはメインスタジアムらしき会場が爆破される映像など、過激な内容が続きます。

 この爆弾テロで2人が死亡。日本の女子マラソン代表選手も混明で最終調整の真っ只中でした。

 「我々の狙いは、北京五輪に関連した最も重要な地点を標的とすることだ。これを最後の告知として宣言する。我々の土地から出て行け」(犯行声明ビデオ)

 さらなる犯行を宣言した「トルキスタン・イスラム党」とは・・・。この組織は、アメリカや中国がテロ組織として認定している「東トルキスタン・イスラム運動」と同じ組織と見られています。

 そもそも東トルキスタンとは、ティルク系民族が住む中央アジアの地域を指し、現在は中国の新疆ウイグル自治区などがその地域に相当します。

 この地域は独自の宗教や言語を持つことなどから、中国からの独立運動が盛んですが、中国政府は地下資源が豊富なこの地域の独立を認めておらず、ウイグル人に対する弾圧などが国際社会で問題となっています。

 中央アジア問題に詳しい専門家はこう話します。

 「(犯行に関与したのは)国外で結成された過激派の組織だと思いますけど。国外の資金源を背景に、東トルキスタンの独立という名目のもとに成長していった」(東京大学 小松久男 教授)

 「爆破しよう、爆破しよう」(犯行声明ビデオ)

 北京オリンピック開幕まで2週間を切った今、中国政府は迅速な対応を迫られています。

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